なぜ潜在意識が大事なのか?本当の自分を知る理由

成功するために、潜在意識というキーワードを頻繁に見かけることが多いと思いますが、なぜこんなにも潜在意識が叫ばれているのか、あなたはご存知ですか?

自分についての勘違い

あなたは自分自身を知っていると言い切れますか?あなたが知っていると思っているあなた自身は、本当は全く違うものかもしれません。
だとしたら、これから成功したいと思っているにも関わらず、スタート地点から間違ってしまっている場合、目指す方向は全くあさっての方向に行ってしまうのではないでしょうか。

そこで今回は、「自分を知ることがすべての始まり」という話をします。

なぜ自分を知ることが重要なのでしょうか。これは、自分について勘違いしていることがそもそものうまくいかない原因なのです。

誰でも自分のことを、自分はこんな存在だとかというイメージは持っています。それは結局、自我が芽生えているということで、自分とはという概念が脳の中でつくられています。

そうすると、自分ってこういうものだ、こういう存在だということを自分で定義づける。それがアイデンティティー【自我(自己)同一性】となってきます。

また、うまくいっていないというのも 勘違い だし、今俺、私って最高だぜ、ハッピーだぜというのも、ある意味 勘違い です。

本当の自分は何か?ということを決めつけて、「自分ってこうなんだ!」とわかることは、実はそんなに簡単ではありません。

自分に対して、こういうラベルを貼っておこうとか、カテゴリーに入れておこうとか、できたとしてもその程度です。もっとも、それも、私から言わせていただければ勘違いの一部です。

あなたも、この記事を読んでいる時点で、今の自分よりもっとよくなりたいと思っていますよね?そうなるともっとよくなります。
今の自分についての勘違いは、もっとよくなっていきたいがゆえの、間違った勘違いです。

例えば、やりたいことがわからないのは、自分を知らないということだし、継続できないのも、自分が本当にやりたいことを知らないから、継続できないわけです。
そういったことからも、今あなたが思っている自分、ダメな自分、できないと思っているのもすべて勘違いです。

 より本当の自分に近い自分に気が付いていく必要があります。 

心の底から自分が願っていることは一体何なのか。さらに、自分の考え方も知らなければいけません。

同じことをしても結果が違ってくる理由

考え方は、ある物事に対するアウトプットをすべて決定づけている、言わば関数の公式です。だから、変数を入れると、一定の答えが出てきます。

関数ってそういうもので、実にシンプルです。それも、二次関数、三次関数などのような複雑なものではなく、一次関数でいいのです。
例を挙げてみましょう。
y=x+Aという公式があるとして、Aが定数です。そして、Xに何かを入れるとすると、この場合、Aが関数を決めていることになります。

要するに、自分が入れたものに対して、Aが足された結果が必ず答えになっていきます。

つまり、自分の考え方が全部フィルターとなり、全てそのフィルターを通して現実になり、行動に移されるのです。
人の考え方はすごく複雑で、実は単純化すると一次関数でいいのですが、中には、難しい公式が入ってしまっている場合がありますよね。

同じものを入れているのに、人によっては違う結果が出てくるのですから。

これは、ビジネスでも同じことが言えます。

同じ材料、同じものを、同じ人たちに売って答えを出すわけですが、人によって勝ち方が全然違います。
この場合は、その人の中に複雑な関数が絡み合っている場合がありますから、それを一つ一つ自分自身で読み解いていく。

一体、どういう定数が絡んでいるのか?ということですよね。

これはすべて、自分の中の過去の経験の中にある感情的なこだわり、傷、それによってつくり出された考え方のルールだとか、こうあるべきだと思い込んでいるもの、

他人に対して自分が期待するもののルールだとか、

信じる、信じない、
こういう人間はこういう傾向性があるからこうするべきだとか、
ビジネスはこうあるべきだとか、
家族はこうあるべきだとか、

全部そこに関数として入っています。

それに自分で気づいて、知っていかなくてはいけないのです。
それが結果を決定づけているのですから。

しかも、その考え方が、本当に自分の求めているものもかき消してしまうこともあります。
贅沢はいけないとか、無駄遣いはいけないとか、お金にまつわることも、それに当てはまります。自分には価値がないとかもそうです。
その考え方が、結果の九九%を支配しています。

これらは関数で見てみればわかります。全て答えを決定づけているものなのですから。

そうすると、先ほど言った勘違いに繋がってくるのですが、そういった自分の考え方がゆがんでいることに気付いていないのです。
だから、どんな結果が出るかがわからないのです。

それがある程度見えている人は、得たい結果を得るべくして得ていて、これが本当にマスターできているということです。
そういう人たちがどういう考え方を持っているのか、そこにフォーカスしなくてはいけません。

ですので、その考え方自体も、真ん中で本当に自分が求めていることも、すべてあなたの武器になるのです。
 自分を知るのはいかに大事なことか、 ということなのです。

最大の武器を捨てるのか、ずっと気付かないでいるのか。それとも最大の武器に気が付いて、それを使っていくのかの違いです。
ここで、結果の出るやり方にフォーカスして言うと、自分の外側、つまりノウハウを探してもそこに答えはないのです。

そうではなく、内側にあるあなた自身に注目しろ、と言いたいのです。

あなた自身を掘り下げろということです。

まずはそれに気づいてください。
自分自身の掘り下げ方は、また改めてご説明しますね。

■ 執筆者情報

本多遊里子 【ライター】
WEBライティング、サブカル雑誌などのライティングを経て電子書籍の執筆多数。現在はRCF出版の電子書籍編集に携わっている。

 


 

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