こんな固定観念に縛られていない?ノウハウ、ハウツーに潜むキケン

ノウハウ、ハウツーを追い求めていないか?

このブログ自体ノウハウ、ハウツー的な要素も含まれるので、それをふまえて書いてしまうわけですが、前提として知っておいていただきたいところが、 ノウハウやハウツーを追い求めていると、迷宮に入ってしまうということです。 

あなたも感じていると思いますが、社会の変化のスピードは目に見えて早くなっています。そんな状況でハウツーを追いかけていると迷宮にしか行かないという感じです。
その理由は、この世の中、不確定要素が多過ぎるのです。それなのに、凝り固まったハウツーに頼り、方法論を構築することは基本的には不可能です。

刻一刻と状況が変わっていくのに、ハウツーではある側面だけを切り抜いて、その状況下においてのみ有効な方法を追いかけてもなかなか通用しにくいのです。
もう既に過ぎ去った過去になってしまっていることに対しては、方法論自体が確立しにくいのです。

自分の中に答えはある!

ですが、実はその中でも普遍的なこともあります。
それは、自分自身を掘り下げていくこと。自分の中に答えがある、ということです。

例えば、あなたが何か目指しているものがあるとします。これを手に入れるためにどうやったらいいのだろう?と、自問自答します。
ですが実は、これをやった瞬間に、自分自身ではなく、探す目線が外側に向かっていくのです。

どうやったら成功できるかという質問をした瞬間、自分以外の外側に、です。
自分以外の何かがその結果を導いてくれるのではないかといって、外側を探し始めます。

だけど実はそこには答えはありません。

その力は自分の中にありますから、やり方も自分で見つけることができます、必ず。
ですが、外側を見つけようとすると、そこで得たもの、何らかのノウハウを試す時に、これで正しいのかな、この方法でいいのかな。間違っているのではないかとか、正しいか、間違っているかで判断しようとするのです。

実はこれも本当に難しい話で、 その方法が正しいか、間違っているかの判断ができない自分が判断しようとするという迷宮に入ってきます。 

夏休みの自由研究と一緒?

話は変わりますが、昔、夏休みの研究がありましたよね。植物観察や、昆虫観察などをした経験があなたにもあると思います。
あの研究を思い出してもらいたいのですが、あれはただ、 目に見えることを拾ってただ記述していくわけです。 

実はハウツーもそれと同じで、ハウツーを求めた瞬間に、起こっていることをそのまま記述することしかできないのです。
これでは、その人の中でどんなチャレンジをしたいのか、乗り越えていきたいのかはなかなか見えてきません。

このように、自分にとってのチャレンジって一体何だろう?と、自分の内面にフォーカスする必要があります。

これができてくると、先人たちのチャレンジを、本当に自分の中に取り込んでいくことができるようになるわけです。
例えば、こういうチャレンジの人はこういう乗り越え方をしたということが見えるようになってきます。それは記述されたものの中にはなかなか見えてきませんね。

方法論の中には見えてこない。すべての答えは自分の中にあるのです。

■ 執筆者情報

本多遊里子 【ライター】
WEBライティング、サブカル雑誌などのライティングを経て電子書籍の執筆多数。現在はRCF出版の電子書籍編集に携わっている。

 


 

目標を決めても、すぐに諦めてしまう
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