イチローに学ぶ、一流の習慣づくり vol.35 ~人生史上、「最高の自分」に巡り合う方法~

人生史上、最高の自分を生きる

もしも今「やりたいことが見つからないな」「毎日がなんだかつまらないな」、そんな風に考えたりしているようであれば、きっとあなたが人生から変化を求められている証拠である。

人は本来、成長し続ける生き物である。というよりも、「成長し続けることが人生の目的」なのである。

このように聞くと、「自分は何の成長もできていない」と自己嫌悪に陥ってしまう人がいるかもしれないが、それはきっと、「避けては通れない道」を避けてきてしまったせいである。

「難しそうだから、やらない」「面倒くさそうだから、やらない」「興味がないから、やらない」

このような姿勢は、せっかく成長できるチャンスを与えられているのに、それを辞退するということを意味する。目的が決まっているのに、たどり着く前にリタイヤすることを意味するのである。

いつも、恐怖と不安と重圧を抱えています。楽しいだけではプロの生活にいられない。

イチローが仕事と重圧について語った言葉である。

どんな人間でも順調と逆境が訪れる。それはイチローといえど同様である。ピンチのときほどモチベーションを上げる習慣こそが、人生を成功に導く起爆剤となる。

「難しそうだから、やる」「面倒くさそうだから、やる」「興味がないから、やる」

その姿勢の先にあるものこそ、人生史上、最高の自分だ。

「未知への恐れ」「思い込み」を捨ててしまおう。その2つが、「なんでもなかった」とわかった瞬間、あなたの人生は激変する。

逆境こそが人生のギフトである

イチローは高校を卒業してすぐにプロ野球の世界に入った。そして、プロ入りしてからの2年間、イチローの成績は決して芳しいものではなかった。

一軍のコーチからは散々フォームの矯正を求められ、結果が出なければ、二軍へと落とされる。当時、オリックスの二軍打撃コーチを務めていた河村健一郎氏に向かって、「河村さん、もう一軍には上がりたくりません」と弱音を吐いたこともあったという。

この逆境の2年間は、イチローにとって間違いなく試練の時期であった。このようにして客観視すれば分かると思うが、この2年間が現在のイチローの土台となっている。

ほとんどの人が順風満帆な人生を望んでいる。けれども試練が人を育てる。人は試練を糧にして伸びていくのである。

苦境になければ磨かれないチカラというものがあり、それが後々の「最良」をつくる土台となるのである。

思うようにいかないときに、どう仕事をこなすかが大事です。

人生は当たり前ですが、順風満帆ばかりではない。いろいろな苦しみ、悲しみ、辛い経験が伴うものである。そして、そういう経験にどう対処したかによって、その後の人生の様相はまるっきり異なってくるのだ。

また逆境には、じっくりと自分自身に向き合えるというメリットがある。

自分は幸せな人間だと思う。不幸な人間って、何ごとも何の苦労もなくできてしまう人のことでしょう。でも、それでは克服の喜びがなくなってしまう。

順調なときには分からなかった、これまでの過不足や自分自身の課題、長所短所などを見せつけられることにより、人生の棚卸しや人生設計の練り直しの機会が生まれるのである。

逆境を大いに楽しもう。逆境に感謝できるようになったとき、そこにいるのはきっと、人生史上、最高のあなたである。

■ 執筆者情報

シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。


 

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