イチローに学ぶ、一流の習慣づくり vol.7 ~「頑張る」ことがあなたをダメにする理由~

自らの行動で示してみる

あなたは日々の仕事を、一生懸命に頑張っているだろうか。

もしも答えが「イエス」であるとしたら、一度立ち止まって考えてみて欲しい。ひょっとして「一生懸命頑張ります」という言葉を口にしてしまってはいないだろうか。

一生懸命やっています、はあくまでもほかの人から言ってもらうことであって、自分から言うことではない。

「一生懸命」や「頑張る」といった言葉を一流人は持ち合わせない。一流を目指すのであれば、自分の口からこれらの言葉を発してはならない。

極端に言ってしまえば、仕事の成果が上がるなら、別に頑張らなくてもいいし、一生懸命にならなくても、結果を出せばいいのである。

これらの言葉を封じ込めて自らの行動で示してみよう。それは周りの人たちにすぐに伝わっていくだろう。いくら言葉で「一生懸命」とか「頑張る」と叫んだところで、行動や結果がが伴わなければ、かえって逆効果である。

そもそも、「一生懸命」や「頑張る」は、一見しんどいように見えて、実はそれほど苦しいことではない。

何も考えなくてすむからである。

一流のマインドセットにおいて、「一生懸命」とか「頑張る」のは当たり前のことで、わざわざ表明するようなことではない。

いまだけに全力投球する

あなたはもしかして「いまは出来ないが、頑張れば出来るようになる」というふうに考えてはいないだろうか。もしも心当たりがあるようなら、いまだけに全力投球をすることに意識を向けてみよう。

「頑張る」が口癖になっている人ほど、やればすぐに出来るはずのことを先送りして、いますぐに始めようとしない。

人は「いま、ここに」しか存在することができない。過去はすでに過ぎ去ったものだし、未来はまだ訪れていない。人が使える時間は現在にしかないのだから、「いま」できることに力を注がないかぎり、将来できるようになるはずもない。

余裕です。全力でも投げていないし、普通にストライクを投げれば、という感じですね。結局どれくらい準備できているか、です。

一流の人間は目の前のやるべきことを黙々とこなしていく。最高の結果を出すための習慣をただひたすら積み重ねているのだ。

日本人は「頑張る」という言葉が大好きだが、結果を出すためのプロセスとして、あくまでも自然に、いたってクールに、カッコよくこなしていこう。

■ 執筆者情報

シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。

 


 

目標を決めても、すぐに諦めてしまう
二度寝グセが直らない
重要なこと、返信も、ついつい後回しにしてしまう
翌朝早いのに、ボケーっとテレビ見て夜更かし
ダイエット中なのに、甘いものをやめられない

 

長年の悪習慣を、たった7日間で書き換える方法があります。
最新の脳科学を駆使したら、行動を変えることは簡単で
誰でも継続の方法を知ってしまうと、習慣化は自動で起こります。 



メールアドレスを入力するだけで、あなたの人生が大きく動きはじめます。