具体的な目標を立てると仕事にやりがいが出てくる
平昌冬季五輪への出場が決まったフィギュアスケートの北朝鮮ペアが、24日から開幕する四大陸選手権に出場する。
国際的に多くの問題を抱えている中での参加とあり、前日までの練習では無言を貫いた。唯一、「五輪だけではなく、今後の他の大会でも勝つために努力を続けたい」というコメントが国際スケート連盟から伝えられただけであった。
母国が国際情勢においてどんな状況に置かれようとも、いちアスリートとして、目標に向かって努力を積み重ねるというマインドセットが生まれてくる。
そりゃ、僕だって、勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、大抵はつまらないことの繰り返し。でも、僕は子供のころから、目標を持って努力するのが好きなんです。だってその努力が結果として出るのはうれしいじゃないですか。
一流とは具体的な目標を持つことを習慣化し、それを仕事の活力源としている。目標設定の最大の目的はそれを達成することではなく、自らのモチベーションを高めることにある。あなたも自分の仕事に具体的なマイルストーンを設定し、それに向かう努力を積み重ねていこう。
量をこなせば誰もが天才に近づける
努力をしても報われない、きっと自分には才能がない、だから努力をすることに真剣になれない。そんな風にして自分自身を諦めてしまってはいないだろうか?
僕を天才と言う人がいますが、僕自身はそうは思いません。毎日、血のにじむような練習を繰り返してきたから、いまの僕があると思っています。僕は天才ではありません。
才能とは生まれつき備わっているものではない。あらゆる人がまっさらな脳細胞で生まれ、それぞれの「生き方」によってその脳細胞を独自のものに進化させていく。
イチローであってもそれは例外ではない。生まれたときはまったくゼロであったバットを振るという能力を後天的に進化させて今にいたっているのだ。特定の分野に特化し、一つの物事に徹底的に打ち込む習慣は、あなたはその才能を見事に開花させてくれる。
イチローの素晴らしいパフォーマンスの根っこにあって、それを形成してきたものは彼の習慣であり、彼の力や技量の原点、本質は習慣にある。
つまり、私たちが仕事で成果をあげられるかどうかは、能力よりも習慣の問題にかかっているのである。
シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。