イチローに学ぶ、一流の習慣づくり vol.4 ~一番大切な人を「殺した」結果~

自分が正しいと思う道を進む

ふと、「自分は本当は何がやりたいのだろう?」と考え込んでしまうことはないだろうか。今の仕事が自分には向いていないような気がしたり、もっと自分が評価される職場があるような気もしたりして。

そんな時には、いったん深呼吸をして、自分の心の奥にある感情に寄り添うようことを意識してみよう。おすすめなのは、その時に浮かんだ気持ちやアイデアなどを紙に書き出してみること。そうすることによって、自分の本当の気持ちをより明確に意識することが出来るようになる。

自分を殺して相手に合わせることは、僕の性には合いません。まして上からいろいろ言われて、納得せずにやるなんてナンセンスだと思います。

イチローがオリックス入団の2年目、フォーム改造に反発したときのことを回想したときの言葉である。

自分が本当にやりたいことを明確にすることによって、自然と自主性が生まれてくる。そうすれば、自分の夢に向かって納得できる行動を積み重ねていけるだろう。

失敗することを歓迎しよう

いざ自分の本当のやりたいことが見つかったとしても、失敗が頭をよぎることはあるだろう。それが起業であったり、転職を必要とする場合には、家族など、守るべき存在がいればなおさらである。

いいことだけを重ねていくんじゃなくて、失敗を重ねていかないと、結局プラスにはいかないということを感じたのが、1994年以降でしたね。

イチローが語る、失敗するということ。

失敗の数と成功への到達確率は比例するもの。成功に辿り着けないのは、能力が欠如しているためではなく、失敗の数が少なすぎるのである。

今の日本社会には、どことなく失敗を許さない風潮というものがあるように思うが、イチローに限らず、今の社会で成功している人たちというのは、数えきれないほどたくさんの失敗を重ねたうえで、成功を掴みとっているのだ。

そして、あなたの挑戦する姿が、そんな風潮を変えていくことにつながっていく。

一流の人間は道具を大事にする

道具を大事にする気持ちはうまくなりたい気持ちに通じる

イチローが道具へのこだわりについて触れて語った言葉であるが、一流の人間こそ、仕事で使うモノに強いこだわりを持ち、自分の分身のように大切に扱う。

道を極めたければ、まずモノを徹底して大事にするところから始めてほしいのだが、ここで一つだけ考えてみてほしい。

「あなたは、あなたの心という、常に自分から離れることのないモノを大切に取り扱っているだろうか?」

あなたの心の声にしっかりと耳を傾け、大切に取り扱うことを意識してみよう。それがあなたに一流の仕事をさせてくれる。

■ 執筆者情報

シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。


 

目標を決めても、すぐに諦めてしまう
二度寝グセが直らない
重要なこと、返信も、ついつい後回しにしてしまう
翌朝早いのに、ボケーっとテレビ見て夜更かし
ダイエット中なのに、甘いものをやめられない

 

長年の悪習慣を、たった7日間で書き換える方法があります。
最新の脳科学を駆使したら、行動を変えることは簡単で
誰でも継続の方法を知ってしまうと、習慣化は自動で起こります。 



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