直感をキャッチできれば夢がかなう?

直感で選んだら当選したとか、
直感で選んだら成功したとか、
直感を頼りにするとうまくいった事例を、多く目にすることが
あると思います。

では、この直感ですが、普段通りに過ごしていれば
ぴん、と急に閃いてくるものではない

ということはご存知でしょうか。

ここでは、直感をいかにうまく使って自分のものにするかを
書いておきたいと思います。

直感とあてずっぽうは違う

例えば、AとBという選択肢があって、どちらかを選ぶ必要があるとします。
さて、どちらを選びますか?と言った場合、
何の知識も経験も持っていない状態で選ぶのを当てずっぽうと言います。

同じ状況で、これまでの知識と経験をふまえてデータを瞬時に頭の中で
集積して導き出す答えをと言います。

あなたは、もしかしたら勘と当てずっぽうを勘違いしていないでしょうか?

当てずっぽうではなく、直感を自分でうまくコントロールできれば
全てとは言いませんが多くの選択肢はあなたの味方になってくれるはず。

では、どうすれば直感をうまく使うことができるでしょうか?

勘をはたらかせるには

成功者には、直感が優れている人が多いのですが、実はこれは
先天的なものではなく後天的なものなのです。

ということは、誰にでも勘をはたらかせる習慣さえ身に付けば、
直感力が鍛えられるということ。

この、勘の鍛え方、働かせ方については今の時代ですから
検索すればいくらでも出てきます。
あまりにも多いのでそれらに目を通していると、あまりにも時間もかかりすぎるので
私なりに集めた情報と経験、知識をふまえてまとめてみました。

どうぞ参考にしてください。

小さな変化に敏感になろう

ただ毎日、当たり前のように朝起きて、仕事に出かけて帰ってくる毎日。
代わり映えのしない日々を過ごしていると思っている人も
多いと思います。

ですが、ちょっと待った!

本当に、今日は昨日の繰り返しですか?
一見そう見えていても、周りに意識を移せば、もっといろいろなことに
気づけるはずです。

気温の違い、天気の違い、季節が変われば見える景色も当然変わります。
前を歩く人のファッション、ヘアスタイル。
歩いていても、電車、乗り物に乗っていても必ず気づくことは
あるはずです。

もし、スマホばかりに目を落としているなら、たまには少し
顔を上げて、周りの変化に敏感になってみてください。
このわずかな変化への気づきが、直感を育てることに繋がります。

自分の気持ちの変化に気づく

誰にでも、気分の変化はあり、起こった出来事によって気分は左右されます。
もしも腹が立ったり、悔しかったりしたことがあったら、その気持ちばかりに
囚われるのではなく、『怒っている自分』『悔しがっている自分』
意識してください。

少し落ち着いてきたら、なぜ自分は怒ったのか?悔しかったのか?など
自分の内面に意識を向けてみてください。

そうすることで、変化に敏感になり、そうすることで何かに対して
ピンときたら冷静に分析できるようになります。

物事の先を読む

観察力が鋭くなっても、その先に起こることが予測できなければ
直感として使うことはできません。

些細なことでも構わないので、目の前で起こっていることが今後どうなるのか、
心の中で推理してみましょう。

できるだけいろんなパターンを思い浮かべるようにしてみてもよいですね。
ちょっとしたゲーム感覚です。

こういったことを繰り返していると、例えば目の前のちょっとした変化にも気づけると
同時にそれが自分にとってどう影響するのかも予測がついたりします。

これらを反復していくことで経験となり、直感として活かせるようになります。

直感で夢がかなう?

さて、実はここから本題です。

これは、映画監督としても有名なスティーブン・スピルバーグの言葉ですが
彼はこう言っています。

「夢を描いてても夢が勝手に訪れるわけではない。

夢は突然見えないところからやってくる。

いつもこれが君のやるべきことと教えてはくれない」

と。

例えば、「こうなりたい」「こういうことがしたい」とあなたが思い描いている
ことがあるとします。

ですが残念ながら、そのチャンスは時には音を立てずいきなり
あなたの目の前を横切る場合があります。

千載一遇のチャンス、そんなときにあなたの直感が鈍っていれば
それがチャンスだと気づくこともできないでしょう。

通り過ぎてしまってから、あれがそうだったと気づいてももう遅いのです。
そうならないためにも、ちょっとした変化に気づき、直感を鍛えること。

そしてそのチャンスをものにするのにもう一つ大事なのは
決断力と行動力です。

せっかく目の前にチャンスが来てそれに気付けても、つかもうかどうしようか
迷っていると、あっという間にそのチャンスは消え去ってしまうことがあります。

また、せっかくつかんでも、つかんだまま一歩も動けないのでは
意味がないことは既にお分かりかと思います。

もしあなたに夢があり、それを叶えたいと思うのであれば、
その気持ちからはけっして離れないこと。
そして敏感でいること。
それをやることでリスクがない、極小ならすぐに動くこと。

ぜひ心がけてみてください。

■ 執筆者情報

本多遊里子【ライター】
WEBライティング、サブカル雑誌などのライティングを経て電子書籍の執筆多数。現在はRCF出版の電子書籍編集に携わっている。


 

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