この地上で過ごせる時間には限りがあります。
本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、
二つか三つくらいしかないのです。- スティーブ・ジョブズ -
あなたは、目標を達成するための十分な時間があるでしょうか?
日本のビジネスパースンが、異常に忙しいことは
世界的に有名な話です。
時間の使い方については、
優秀な人、努力家ほど、陥りやすい罠があります。
次のチェックリストに幾つ当てはまるか
まずは、やってみてください。
* 罠にはまっていないかチェックリスト
1:仕事量が多くて、いつも締め切りに追われている。
2:どれも大事なので、全部こなす方法をいつも模索している。
3:差し迫ったものから順番にやっている。
4:締め切りが迫ると根性で頑張って切り抜ける。
5:いつも疲れきっている。
6:休んでいても、仕事のことが気になる。
7:新しいチャンスがやってくると、時間はなくても、掴むべきと思う。
8:効率的に、より多くのことをやりたいと思っている。
9:すべてが中途半端に思えることがある。
10:やるべきことに振り回されている。
11:時間がないので、誘われるのが怖い。
どうでしたでしょうか?
このチェックリストに3つ以上当てはまる人は、
すでに深刻な罠にはまっている可能性があります。
ここで、米国の投資家で、世界長者番付2016年では、ビル・ゲイツ氏に次いで2位になっている
ウォーレン・バフェット氏のある日の出来事を紹介します。
バフェット氏のプライベートジェット機のパイロットであるフリント氏が
勇気を出してバフェット氏に成功の秘訣を尋ねました。
バフェット氏は、次のように答えました。
仕事で成し遂げないといけない目標を25個、紙に書き出しなさい。
そして、自分にとって最も重要と思えること、5個を丸で囲みなさい。
それができたら、丸をつけなかった20個の目標を、目に焼き付けなさい。
よく目に焼き付けたら、それらの目標には、今後、絶対にかかわらないようにすることだ。なぜなら、気が散ってしまうからだ。
それらにかかわっていると、余計なことに時間とエネルギーを取られてしまい、
最も重要な目標に、集中できなくなってしまう。
あなたは、この話をどう受け止めますか?
杉浦由佳 【コピーライター】 「言葉の力で、価値あるものを世に出す」をミッションに活動中。
トレンド雑誌やビジネス誌の記事広告、企業のブランドファシリテーター兼ブランドコピーの執筆を務める。元ITエンジニアの杵柄でIT分野も得意とする。RCF出版の電子書籍編集に携わるほか、「ライターのためのライティング講座」を開催中。