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お金持ちに共通するものとは
アメリカの経済誌『フォーブス』によると、アメリカ国内でもっとも裕福な400人の資産は、最も裕福でない1億5000万人の資産よりも多いとのこと。
さらに、いわゆる「中流階級」に属する人口は過去20年で加速度を増しながら減少してきており、ますます貧富の差が激しくなる傾向にある。
どれだけ頑張ってもお金が貯まらない人がいる一方で、何もしなくてもお金が集まってくる人がいる。
この両者の違いは何だろうか?
今回、お金持ちの人たちを調査するという研究のなかで明らかになった、「お金持ちに共通する10の習慣」を紹介していく。
01.小さな目標ではなく、大きなゴールを目指す
お金持ちに共通していることは、大きな夢を持つこと。あなたがそのための努力を厭わないようなら億万長者の資質があると言えるだろう。
多少のリスクを犯してでも、大きなゴールを目指す人が成功を収める。
人として生まれたからには、太平洋のように、でっかい夢を持つべきだ。
by 坂本龍馬
02.どんな人にも心を開いて、アイデアを吸収する
お金持ちには、心を閉ざすのではなく、新しいアイデアを積極的に取り入れる傾向がある。
そして手に入れたアイデアを活かし、失敗することを恐れずに、誰も想像しなかったことにも果敢に挑戦する。
謙虚に他者から学び、常に自らを磨きつづける。
目標には期限を決めて全力投入し、完全燃焼する。by 山下泰裕
03.時間の価値を知っている
お金持ちの人は、お金よりも時間のほうが価値があることを知っている。
だからこそ、自分にできないことはその道のプロを雇い、その人にやってもらうことを選択する。
そして、自分の強みが活かせることに時間を使うのである。
やみくもに働くのではなく。成功するために努力をする。
この地上で過ごせる時間には限りがあります。
本当に大事なことを本当に一生懸命できる機会は、二つか三つくらいしかないのです。by スティーヴ・ジョブズ
04.明確な目標を決める
常に分かりやすいターゲットを決めることである。
26歳で億万長者になった「ゲーム・チェンジャーズ・アカデミー」の創業者ピーター・ヴードは、目標が明確だったからこそ億万長者になれたと語っている。
「明確な目標」は、成功を目指す全ての人に不可欠だ。
まず求めるものをはっきり知っていなくては、誰も成功できないからね。by アンドリュー・カーネギー
05.逆境に直面しても常に楽観的
無一文から大金持ちになったという例はたくさんある。
成功する人は、逆境にめげることがない。常に時分が人生を創ると信じているからである。
一方で、失敗する人は、人生を与えられるものだと思ってしまっている。
悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する。
by アラン
06.毎朝、世界のニュースを見る
朝起きてから、SNSばかり見てはいないだろうか?
それよりも世界で起きていることにもっと注目をしてみよう。
ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような成功者は、ウォール・ストリート・ジャーナルなどの時事ニュースをチェックすることから一日をスタートさせるという。
経営者と知識労働者にとっての唯一のツールは情報である。
by ピーター・ドラッカー
07.状況は変えられると信じ、言い訳をしない
「〇〇があれば・・・。」「〇〇さえどうにかなれば・・・。」などの言い訳は捨て去ろう。
ビル・ゲイツは「貧しい家庭に生まれたのはあなたの責任ではないが、貧乏のまま死ぬのはあなたのせいだ」と言っている。
一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る。
by 武田信玄
08.自分にリミットを作らない
『フォーブス』の億万長者リストに掲載されている人たちのうち、平均約70%が自力で億万長者になったという。
つまり、遺産や宝くじなどの運によってお金持ちになったわけではなく、自らの限界を超えて成功を勝ち取った人だったのである。
自分を賭けることで力が出てくるんで、能力の限界を考えていたら何もできやしないよ。
by 岡本太郎
09.お金が減るような借金をしない
お金を日に日に減らしていくような借金は決してしないこと。
お金持ちは資産を増やす投資のために借金をし、いつまでも貧しい人は物を買うためにお金を借りてしまう。
借金をして明日起きるより、今夜食わずに寝よ。
by ベンジャミン・フランクリン
10.口座にお金を入れず、投資する
お金がお金を生むのは、投資だけである。
何もせず、銀行口座にお金を預けるのは得策ではない。簡単にお金をおろせてしまうこともあり、ついつい消費してしまいがちになる。
将来を期待できる企業に投資することで、そのお金には簡単に手出しができないようになり、お金に働いてもらうことが可能となる。
ほとんどの人は、株式投資よりも電子レンジを買うことのほうに、より多くの時間をかけるのである。
by ピーター・リンチ
シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。