イチローに学ぶ、一流の習慣づくり vol.21 ~「あらためて成人式」はキンコン西野にとっての小さな積み重ねである~

小さな作業を根気よく積み重ねる

振り袖販売・レンタル業者「はれのひ」(横浜市)が突然営業を停止した問題で、被害に遭って晴れ着を着られなかった新成人を応援しようと、改めて成人式を祝うイベントが4日、横浜市内で開催された。

イベントは、お笑い芸人キングコングの西野亮廣さん(37)が「あらためて新成人を祝う会」と題し開催を呼び掛けたものであったが、武井壮さんやホリエモンなど多くの大人たちの強力もあって大成功に終わった。

「でもクソ赤字ですよ。でも、これはすぐに取り返せますから。」は西野さんの言葉であるが、歯に衣を着せない発言でネット住民からのバッシングのさらされることの多かった状況が、この一つの積み重ねによって少しずつ変化していきそうである。

いま小さなことを多く重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道なんだなという風に感じていますし、激アツでしね。今日は。

2004年10月1日、ジョージ・シスラーの持つメジャー記録、シーズン通算257安打を抜いた試合後のインタビューでの言葉である。

誰もが壮大な夢を描くが、大抵の場合はその夢が実現することはない。それは、目の前にある一見つまらないように思える小さな作業を根気よく積み重ねることができないからである。

口だけでなく、行動力を世間に見せることができた西野さんが号令をかければ、これからはもっと大きなプロジェクトが形になっていくだろう。目の前にある一つの行動が、西野さんを単なる炎上芸人から大きく脱皮させる可能性に繋がっていくのである。

失敗に焦点をあてよう

偉大なる成功に向けた小さな積み重ねをする道のりにおいて、人は失敗を避けて通ることができない。今回の西野さんにとっても「クソ赤字」というのは一つの失敗であろう。

けれど一流のマインドセットとは、そのうまくいかなかった部分に焦点を当て、そこからどのようにして成功に向けた軌道修正ができるかにフォーカスをする。

ここまでヒットを重ねるには、それよりはるかに多い数の凡打を重ねなくてはいけない。やっぱり思うことは2000という表に出る数字じゃなくて、それ以上にはるかに多い数の悔しさを味わってきたことのほうが僕にとっては重い気がします。

思い通りにいかなかった行動をそのままにしないで、その原因を探ってみよう。その思考習慣があなたを直実な成長へと導いてくれる。

■ 執筆者情報

シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。


 

目標を決めても、すぐに諦めてしまう
二度寝グセが直らない
重要なこと、返信も、ついつい後回しにしてしまう
翌朝早いのに、ボケーっとテレビ見て夜更かし
ダイエット中なのに、甘いものをやめられない

 

長年の悪習慣を、たった7日間で書き換える方法があります。
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