イチローに学ぶ、一流の習慣づくり vol.2 ~こんな簡単に「夢」が叶っていいの?~

達成期限を設定する

イチローは本格的に野球を始めた小学4年から、ドラフトで指名を受けるまで、「自分は必ずプロ野球選手になる」という目標を方時も忘れたことがなかったという。
小学6年の時に作文に書いた内容も、「野球がうまくなりたい」というような漠然とした目標ではなく、「ドラフト入団で、契約金は、1億円以上が目標」となっていた。

具体的な目標を決め、すぐにそれを実現するための行動と目標達成期限を定めることは、多くの一流の人間が習慣化している行動である。
出来る限り、具体的な日課をスケジュール帳に記しておき、寝る前にチェックをしてみると良いだろう。もしくは、目覚めてからすぐ、声に出して読み上げてみるのも良いかもしれない。

引き寄せが脳科学的に証明された

上にあげた目標を声に出して読み上げる行為によって、目標達成が近づくなどと聞いたら、なんとなく「うさんくさい」とか「あやしい」とか感じる方もいることだろう。
巷では引き寄せとかアファメーションなどと呼ばれているが、実は最新の脳科学では、その効果性が証明されている。

人の脳には網様体賦活系(RAS)というフィルターの役割をする部分が存在しており、脳に入ってくる膨大な量の情報を、RASの働きによって、必要な情報とそうでない情報に振り分けているというのである。
騒々しい場所にいても自分の名前だけが聞こえたりするのは、このRASの働きによるものらしく、自らに必要な情報を逃さないように活動してくれているのである。

つまり、自分の目標を常に意識していることによって、脳が必要な情報を常に逃さずにキャッチしてくれるのである。脳を目標達成のために働かせるコツは、自分の脳に対し「何が自分の目標か」を伝え続けることなのである。

イチローは天才少年だったら、壮大な夢を口にした訳ではなく、壮大な夢を口にしたからこそ、それを常に意識しつづけたからこそ、天才と呼ばれるまでの選手になったのである。

夢を実現するための行動を起こそう

『学校の授業が終わったらすぐに帰ってくるから、お父さん、僕に野球を教えてちょうだい』

小学生のときの、それ以降7年間続くことになるバッティングセンター通いのきっかけとなった、イチローの言葉である。

目標を明確にし、それを繰り返し意識したあとは、毎日の着実な行動を繰り返すだけである。その習慣のチカラは間違いなく驚くほど簡単にあなたの目標を実現してくれることだろう。

■ 執筆者情報

シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。

 


 

目標を決めても、すぐに諦めてしまう
二度寝グセが直らない
重要なこと、返信も、ついつい後回しにしてしまう
翌朝早いのに、ボケーっとテレビ見て夜更かし
ダイエット中なのに、甘いものをやめられない

 

長年の悪習慣を、たった7日間で書き換える方法があります。
最新の脳科学を駆使したら、行動を変えることは簡単で
誰でも継続の方法を知ってしまうと、習慣化は自動で起こります。 



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