アーユルヴェーダ式・朝の水分補給のすすめ

人間の体の50~75%は水でできているそうです。

そんな人体から多くの水分が失われるのは大変まずいことです。

ところが、一晩寝て起きた後というのは、体から多くの水分が失われた状態なんだそうです。

ですので、「朝、起床後すぐに水を飲む」のはとってもおすすめの習慣です。

参考サイト:起床後に水を飲むのは/なぜ体にいいのか?

他にも

体から毒素を排出するのに役立つ

新陳代謝を盛んにする

胸焼けを軽減する

脳のエネルギーになる

消化を改善し、便秘を防ぐ

病気を防ぐ・病気を改善する

健康的な肌を維持する

などの効果があるそうです。

参考サイト:起床後に水を飲むのは/なぜ体にいいのか?

どんな水を飲めばいい?

では、どういう状態の水を飲むのが良いのでしょうか。

あくまで私の場合ですが、数年前から学び始めたアーユルヴェーダの影響で、白湯を飲むことにしています。

白湯はどんな働きをしてくれるのかと言うと、

胃腸をあたためて、全体の代謝を上げていきます。また、白湯が老廃物を押し流し、腸の中をきれいにします。排泄を促す効果もあります。

(参考図書:蓮村誠『白湯 毒出し健康法』

上で引用した以外にも蓮村誠先生の何冊かの著書を参考にして、現在ではこういう風に作っています。

アーユルヴェーダ式(うしろ まえこ流)・白湯の作り方

  1. 大きめのステンレスの鍋に水道水を1000cc入れる。
  2. 強火にかけて換気扇を回し、沸騰したら(水道水に含まれ、健康に良くないと言われるトリハロメタンをなるべく蒸発させるため)約18分待って火を止める。
  3. 出来上がった白湯は合計700cc~800ccぐらいになっているので、そのうち150ccぐらいをマグカップに注ぎ、残り500ccを保温ポットに入れる。

こんな感じです。

マグカップに入れた150ccの白湯は、5分~10分ぐらいかけて少しずつ、ゆっくり飲んでください

(決して、一度にガブガブ飲まないように!)

保温ポットに入れた500ccの白湯は、できれば食事中に飲むようにし、一日で飲み切ってください。

消化を助ける効果があるとのことです。(上掲書より)

上記の本の「白湯の作り方」では「やかんで作って、沸騰したらふたを取る」となっているのですが、我が家のやかんの説明書には「ふたを開けた状態でお湯を沸騰させないでください」と書かれているので、代わりにを使っています。

やかんで問題がない場合は、やかんで作ってください。

同書では「沸かす時間は10~15分間」となっていますが、私は何となく「少しでも多くのトリハロメタンを飛ばしたい」と思って少々、長めにしています。(気休めかもしれませんが)

蓮村先生がとあるビデオセミナーで語っていたところによると、

「水道水を15分間沸騰させると、トリハロメタンはほとんどなくなる。

50分間沸騰させると完全になくなるが、その前に水がほぼ蒸発してしまう」

のだそうです。

(注:そのビデオセミナーは数年前に数量限定で販売されたDVDコンテンツですので、動画サイト等には出回っていないと思われます)

トリハロメタンが気にならないという方は神経質にならなくても良いと思います。

暑い時や寒い時は長時間、換気扇を回し続けるのはなかなか厳しいものがありますが、一時的な熱さや寒さと引き換えに健康を手に入れられると思えば何とか乗り切れるのではないでしょうか。

朝、白湯を飲んでいると、水分が補給されて体が生き返る感じがするだけでなく、ジワジワと体が温まるのが良いです。

それに「朝、ちゃんとお通じがある」という状態がほぼ、毎朝続くようになってきます。

ダイエット中の方にも、とってもおすすめです!

皆さんも明日の朝から、一杯の白湯でエネルギッシュに一日をスタートさせてみませんか?

■ 執筆者情報

うしろ まえこ 【ライター】
放送局、大学などの研究用音声データの書き起こし、大手動画配信サイトの字幕校正、映画の字幕翻訳等を行いつつ、2016年よりRCFパブリッシングにて電子書籍の編集、校閲を手掛ける。2017年秋より「個人事業主向けコピーライティング」も試験的にスタート。


 

目標を決めても、すぐに諦めてしまう
二度寝グセが直らない
重要なこと、返信も、ついつい後回しにしてしまう
翌朝早いのに、ボケーっとテレビ見て夜更かし
ダイエット中なのに、甘いものをやめられない

 

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