悪習慣は100%子供に感染(うつ)る!?【人生を変える『習慣』の作り方】

習慣が身につかない人には共通点がある。それは「行動を変える意識ばかりが働いていて、その行動を生み出す無意識や潜在意識の領域に目を向けていない」ことだ。人生を変えるために、お金を増やし、健康で美しい体を作り、幸せな人間関係を作るにはどうしたら良いのか?最新の脳科学が示す習慣の作り方を知り、無駄のない努力をして欲しい。

「習慣は、誰もが大切だとわかっていながら、実際に身につけていく人が極端に少ないのはなぜか?」

この記事はこの疑問に応えるものである。まずは「悪習慣は100%子供に感染(うつ)る!?」というショッキングな話からしていこう。
でも安心してください。この記事を読み終えた時にあなたは別人に生まれ変わります。

「続かない」「難しい」「痩せたいのに我慢できない」「早起きが苦手」「三日坊主」「ついつい忘れちゃう」「自分を変えたいのに」「やった方がいいのわかかっているのにできない」etc.

これらの「習慣」にまつわる「言い訳」を、もう二度と言わなくて済みますように・・・。

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はじめに

 

「悪習慣は100%子供に感染(うつ)る」


私が2015年に「黄金習慣メソッド」を公開して以来、このメソッドの紹介をする際に常に用いてきた殺し文句でもある。

この言葉に触れた人の98%は、自らの習慣に目を向け、これまでの生き方について反省せざるを得ないようだ。この記事を手にしたあなたも、示されたタイトルに、ハッとさせられ読み始めたと思う。

子を持つ親にとって、これほど耳が痛い言葉はない。だが、残念ながらこれは事実だ。心理学者のエリック・バーンは、子供は親の行き方をテープレコーダーで録音したかのごとくそのままコピーするのだと主張している。

アメリカを代表する哲学者で、心理学の第一人者であるウィリアム・ジェームズのこんな言葉がある。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

また、マハトマ・ガンジーはこう言う。

信念が変われば思考も変わる
思考が変われば言葉も変わる
言葉が変われば行動も変わる
行動が変われば習慣も変わる
習慣が変われば人格も変わる
人格が変われば運命も変わる

さらに、マザーテレサはこう言う。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

これら先人たちが指摘した「習慣」にまつわる教えは、誰の耳にも真実に聞こえるし、これを否定する人はいない。にもかかわらず、なぜ私たちは「習慣」を変えることにこれほどまでに苦労するのだろうか?

この記事は、人類が今まで解決できずに課題としてきたこの「習慣」を切り刻む。

そもそも、「習慣」とは何で、我々はどうやって、現在持っている「習慣」をより良いものに変えていけるのか。これをステップバイステップで示した、初めての書と言っていいだろう。

あなたはどんな悪習慣を持っているだろうか?
それらの悪習慣を、どのような良い習慣に変えたいだろうか?

この2つの質問に対するあなたの回答をノートに書き出し、そして、この記事を読み始めて欲しい。一気に読み進め、最後まで読み終えた時に、あなたは100%自分の可能性を生きられる確信に満ちているだろう。

では、「習慣」攻略のジャーニーの始まり、始まり。

第一章 人生の主導権を取り戻す

 

人生を本気で変えたいあなたへ


あなたを今の人生に縛りつけているものは何ですか?
逃れたいけど逃れられない、変わりたいのに変われない。
あなたにそう思わせるものは何ですか?
そして、変えたくても変えられないのは、なぜなのでしょうか?

会社をやめたいけど、やめられない?
タバコをやめたいけど、やめられない?
ダイエットしたいけど、甘いものがやめられない?
パートナーのDVがヒドく、離婚したいけれどできない?

あなたを縛って動けなくしていた悪習慣の呪縛・・・。
安心してください。この記事を読み終えた時にあなたは別人に生まれ変わります。

「まさか、そんなこと、信じられない」
そう思うのも無理はありません。でも、とりあえず今はこのまま読み進めてください。

自分を痛めつけていた悪習慣から解放され、その代わりに、幸せを呼び込む新たな習慣を身に付けることができます。誰もが必ず変われる方法があるのです。後述するその方法によって、あなたは「自分は変われるのだ」と気付くことになります。

「自分は変われるんだ」
心からそう理解すると、あなたはもう2度と、自分自身をあきらめることができなくなります。心の内側で自分が変わると、何が起きるか。自分の「生き様」が変わるのです。生き様が変わらないと、人生は何も変わりません。自分が創り出していく考え方、感じ方、行動の仕方が、今の結果を作り出しているのですから。

「今の自分の生き様」が目の前にあらわれている「現実という結果」を創り出しているのです。

この言葉を絶対に覚えておいてください。

「あなたの意志のみが、あなたのすべてを創造する」

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人生の主導権はどこに?

「誰かに比べて成功に優位な条件」など、誰も持っていません。ショートカットできる「近道」もありません。

「自分が変わっていく」
「自分がなりたい自分になっていく、変わっていく」

それは、誰か他の人の真似をすることではないし、ましてや成功者がやったことを、そのままやれば自分もそうなれるのか、それももちろん違います。私たちは誰も、人のコピーにはなれないのです。

「自分自身の生き方」に対して肚(はら)をくくる。覚悟を決める。そのことに「簡単」も「難しい」もありません。それは、誰にとってもチャレンジです。このチャレンジをすることが変わることの第一歩なのです。

今まであなたは「他人」や「社会の価値観」に自分の人生の主導権を奪われていたのです。それを今、あなたの手に取り戻す機会がここにあります。

「自分が決める」、そう、他の誰でもなく。「自分には力がある。自分で変える。自分がやる」、そう決める。決断し、行動を起こすことで、人生の主導権が自分に戻ってくるのです。

あなたが取り戻した主導権を、金輪際、他人に明け渡さないでください。あなたの人生の主導権は、あなたの手の中にしっかりと握り絶対に離さない。これでやっとスタートラインに立てます。

第二章 人生は一瞬で変えられる

 

気がつけば三日坊主?


人生というものは、実は一瞬で変えることができます。その秘密をこれからお伝えしていきます。

なぜ私がこんなことをお約束できるかというと、アスリートとして、あるいは大学院生として、アメリカに渡ってビジネスを構築して、それらの分野のすべてを17年かけて網羅して、見えてきたものがあるからです。僕のもとで学ぶ受講生は、みんな習慣を書き換えて、人生を前進させています。

「ダイエットをしてスレンダーな体型になりたい」
「頑張って収入をあげたい」etc・・・

毎年、年の始めに目標を立て、最初のうちは頑張ってみるものの、いつの間にか「なし崩し」に元に戻り、時は過ぎ、しまいには目標を立てたことすら忘れている・・・
そうやって同じことを繰り返し、そのうち目標を立てることすら嫌になっている。そんな経験が、あなたにもあると思います。

実はこの私も、あなたとまったく同じでした。どうしてこんなに意志が弱いのかと、本当に自分が嫌になりますよね。たとえば、エクササイズのDVDを買ったり、ジムに入会したりする。最初は勢いよく進みます。とてもやる気に満ち溢れて、モチベーションが高い状態で挑みます。

ビジネスでも自己研鑽でも同じです。「お金を稼ぐノウハウの教材を買った」。「毎日読書すると決めた」。しかし、いつの間にかやらなくなっている。私自身もそんなことを何度も繰り返してきました。

でも、そうなってしまったのは、実はあなたが悪いわけじゃないのです。ただ「やり方を知らなかった」というだけのことなのです。

挫折を繰り返したアスリート

ここで私自身の自己紹介をさせてください。

私は小学校1年生の時から水泳を始めて、小学校3年生の時には選手コースに入って、将来を嘱望されていました。私自身もオリンピックを目指してやっていました。ですが、あえなく挫折しました。

そのあと大学生になってから、ボクシングをスタートしました。ボクシングの時は華々しくデビューしました。「素質がある」「いいものを持っている」、水泳の時から全く同じことを言われ続けていました。

日本から世界へ、高いレベルを目指してトレーニングしました。水泳のときは挫折したオリンピック出場への夢でしたが、ボクシングで「今度こそ出場し、世界チャンピオンになるんだ」そう考えていました。ところが、「天才だ」とまでいわれていた私が、また同じように挫折するのです。

渡米して起業したものの失敗の連続

さらにアスリート引退後、アメリカに渡ってから、3度起業にトライしたものの、失敗しました。3度目に失敗したときは、さすがに「もう駄目だ、ひとりでやるのは、もう限界だ。正しいやり方を教えてくれるメンターに出会えないだろうか」そう思ったのを今でも覚えています。

メンターには出会えないまま、それでも自分のことをあきらめきれず、17年間も必死に食らいついてきました。そして、決定的に私を打ちのめした出来事が、2012年に起こりました。勤めていた会社を突然、懲戒解雇になったのです。

「懲戒解雇だなんて、何か悪いことをしたのでは?」
そう思われるかもしれません。そこに至るには、いろいろな理由がありました。

日本で一部上場している企業のアメリカ法人のトップとして私は働いていました。そのアメリカ法人の立て直しを任された私は、結果を出すことを求められていました。

しかし、組織の中の稟議に時間がかかってしまい、スピーディに動けませんでした。葛藤の結果、動いたことが服務規程違反だと見なされました。そんな出来事があったのです。

懲戒解雇からの逆転劇

そして2012年10月19日。私は会社に到着して三十分で解雇されました。この日のことは今でも忘れられません。

いつものように会社に行ったら、いるはずのない人間が二人いて、その場でクビを言い渡され、「30分以内に私物をまとめて出て行け」と言われたあの場面。今でも脳裏に焼き付いています。

仕事をなくし、貯金もわずか。家族3人で生きていく猶予は何ヶ月もありませんでした。その切羽詰まった状態から、2か月で200万円を売り上げ、5か月で1000万円、そして1年間で延べ5000万円の売上を上げるところまで、私は一発逆転することができました。

「いやいや、簡単に言うけど、そんなにいきなり人生を変えられたのはあなたが特別だからでしょう・・・」
と思われるかもしれませんが、正直、私はまったく特別な人間ではありません。むしろポンコツです。年始に立てた目標は3日で忘れ、ダメだとわかっていても2度寝を平気でしてしまう・・・そんな平凡な男です。?そんな私に、なぜこの一発逆転が起きたのか。

ずっと3日坊主で挫折し続けてきた男が、なぜ懲戒解雇から蘇ったように、一発逆転ホームランを打つことができたのか?ここには秘密があります。その秘密とは、もちろん潜在意識が勝手に行動を遮断するスイッチを入れてしまうという人間の本能に打ち勝つ方法です

次章では、この方法について順を追って解説していきます。まず最初に「3日坊主を抜け出せない潜在意識のメカニズム」について話していきます。

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第三章 3日坊主を抜け出せない潜在意識のメカニズム

この章では「あなたがなぜ3日坊主になってしまうのか」。その潜在意識のメカニズムを紐解いていきたいと思います。

新たに身に付けたいと思うことをなぜ、習慣化できないのか。これは「意志」にかかわる問題です。

そのメカニズムに入る前に、まず「なぜ習慣化できないかという問題の本質」について私自身が経験してきた事例(失敗談)から見ていきましょう。

妻の重病がきっかけで・・・

2010年だったと思います。妻がインドに修行に行ったというか、一か月くらい旅行に行きました。私は娘と二人で留守番をしていました。当時の私は会社員で、営業の仕事をしていました。

妻が日本経由で帰ってきたのですが、なんと腸チフスになっていました。重病です。しかも伝染病です。40度以上の熱が2か月近く続いて「生きているのが不思議なくらいだ」とその時、私は思いました。

3か月くらい父子家庭状態が続きました。それだけでなく、妻の入院費によって600万円という借金ができました。アメリカの入院費はべらぼうに高いのです。一泊が超高級ホテルのスイートルーム以上の値段です。

そんなわけで、本当にまずい状態になりました。サラリーマンだけではとてもやっていけない。何かアクシデントがあった時に自分の家族すら守れなくなる。このままでは本気でやばい。だから3度目の正直で、起業を目指すことにしました。

朝3時、4時に起きて、会社に行くまでの4時間くらいを使ってウェブサイトの構築、コンテンツの作成を行い、情報起業をしようとしました。情報起業ならば、会社勤めをしながらでも副業として大きな額を稼げるのではないか、と。

当時、まだ情報起業が右肩上がりの時期でした。GoogleのPPC広告から自動化してどんどん収益を上げていくというモデルを必死で準備して、自分で勉強して作って立ち上げて。それが順調にいきました。

潜在意識にスイッチが入った瞬間に挫折決定!?

順調に立ち上がり、大体30万円くらいの売り上げがあがってきたところで、ある日、事件が起きました。

当時勤めていた会社の社長からプレゼントしてもらった、リッツカールトンのサンデーブランチに家族で行った時のことでした。ホテルに着くなりPCを開けてメールをチェックした私が見たのは・・・

同じ人間から一分おきに送られてきた大量のメールがズラーッと並んだ画面でした。それは苦情のメールでした。日本の顧客からでした。私はアメリカにいて、日本とは時差があるので、メールのチェックがリアルタイムでできず、すぐに対応するというわけにはいきません。

するとメールの送り主は「無視されているんじゃないか。詐欺なんじゃないか」と思うわけです。そういう経緯で、ひどい苦情のメールが何十通も届いたのです。

それを見た時、「こんなことのために俺はやってるんじゃないのに」、「誰かの役に立ちたくて価値を提供しているのに」と思いました。

ポッキリと心が折れてしまい、何となくやる気がしなくなり・・・。そんな状態が一か月続いて、ふっと我に返りました。「1か月間、全く、朝の時間帯に起きていない」ことに気付いたのです。

それまで何か月もの間、毎朝、早起きするということを続けてきたにもかかわらず、いつの間にかそれをしなくなっていた自分に気が付きました。朝起きる習慣を自分がやめてしまっていたことに、1ヶ月近くも気付かずに過ごしていたのです。

まさにこれが潜在意識がブレーキをかけた瞬間です。

振り返ってみると私は何度も似たようなパターンで挫折を繰り返していることに気がつきました。アスリート時代も、アメリカに渡って起業しようと頑張っていた時も、同じパターンを繰り返していたのです。そして私は、「ああ、この状況を変えるのは、俺一人じゃ無理だ」と思いました。

なぜ習慣化できないのか

その後いろんな出会いがあって「自分の習慣を書き換える」ということに本気で取り組み始めたのですが、この時に教えてもらったことがあります。

「なぜ習慣化できないのか」

何らかの意志が潜在意識の中で働いてそういう状況になっているわけです。習慣を変えるということは、ある意味、人間の本能に挑戦するようなもの。つまり「本能に逆らった挑戦」ということになります。

どういうことかと言えば・・・

私たちの本能というのは、自分の身を守るために何万年、何十万年も前から培われてきたものなのです。だから、新しいことを始める、習慣を変えるというのは非常にリスキーなことなのです。

昔、人間が自然の中で暮らしていたころは「一寸先は闇、一歩先は死と隣り合わせ」という状況で自分の身を守っていかなければなりませんでした。

私たちの本能は「現状維持をすることが安全だ」と判断しました。命の保証がある状況の中で「生活の質を高めていく」、あるいは「やりがいなどを感じたくて、スキルを磨いて夢に挑戦する」、そんな生き方ができるようになったのは、ごくごく最近になってからのことです。

つまり、人間の本能自体は、無意識に身を守ろうとして現状維持をしようとしている。にもかかわらず、僕たちは夢や目標を実現させるため、本能に逆らってまで「自分の習慣を変える」ということに挑戦しているのです。このジレンマこそが多くの人が習慣化できない理由だったのです。

習慣を変えるチャレンジとは実は、本当に「偉大なチャレンジ」なのです。

習慣を変えないとあなたの子供の人生が・・・

あなたはこの事実を素通りできますか?
ちょっと耳の痛い話になるかもしれませんが、注意深く読み進めてください。

「偉大なチャレンジ」と聞き、あなたはどんなものを思い浮かべますか?
例えばチョモランマ(エベレスト)登頂。これくらいのことを成し遂げるには、綿密な計画と実行をやめない意志、様々な可能性を吟味するシミュレーションなど、十分な準備が必要であると想像がつくはずです。

そして、「偉大なチャレンジ」だ、ということを知っていたら、絶対に達成するんだという「覚悟」とか、「諦めない意志」を持とうとするはずです。

習慣を変えることが「偉大なチャレンジ」であると定義できたとしたら、チョモランマ登頂と同様に、「チャレンジをやめない意志」や諦めない覚悟を持つことが求められるのです。

また、もし習慣を変えることが「偉大なチャレンジ」であるなら、習慣を変える覚悟を持てないってことそれ自体が、人生最大のリスクになってしまうのです。

なぜなら、あなた自身が自分の習慣を変えられない、ということは、自分の意志に沿った人生を作れない、ということであり、夢や目標を達成もできないし、つまり、
そうなるとあなたの一生は、今のままですよね?

さらにここで、あなたにとって耳の痛い話をします。

もし、あなたが今のままの習慣を持ち続けて、人生が諦めの連続になってしまったとしたならば、そのあなたの悪習慣はあなたの子供に確実に受け継がれます。

これは避けられません。子育てというのは、子供の「真っ白な何も染まってない脳みそ」に親のあなたの生き様を刷り込むことです。そうやって、子供に「諦め癖」を刷り込み、子供の夢まで潰してしまいます。

あなたが習慣を変えることは「絶対に避けられないチャレンジ」なのです。あなたのお子さんに、あるいはまだお子さんがいない方は将来のお子さんに、「自分と同じようなつらい思いをさせたくない」、そう思うのならこの「偉大なチャレンジ」に一緒に取り組んでみませんか。

次章では
「どうしたら意志力を高めて人生を自由自在にできるのか」
をお伝えします。

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第四章 潜在意識を思い通りにする意志力のつくり方

 

無意識の世界を打ち破る「意志の力」とは

あなたは「人生を思い通りにコントロールしたい」と思ったことがありますか?

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年収をあと300万円上げたい
あと5キロ痩せたい
毎日決まった時間にスムーズに起きたい
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など、目指すことは様々であるにせよ、そう思ったことがきっとあると思います。

正直な話、”習慣化さえできればすべて達成できる”と私は自信を持って言えます。習慣化さえできてしまえば、あなたが望むことは次々に達成されてしまうのです。

前章では、「あなたが良い習慣を身につけることができないメカニズム」をお伝えしました。習慣を変えるチャレンジに向かう「戦略が間違っていた」ということ、さらにそれは本能に立ち向かう「偉大なチャレンジ」であることをお伝えしました。

この「偉大なチャレンジ」に取り組まないことのリスクは、「あなたのお子さんにその悪習慣が受け継がれてしまうこと」であ理、それを絶対に食い止めるために、あなたは習慣を書き換える力を持たなければならない。書き換えなければならない。そういう話をしました。

この章では「どうしたら習慣化できるのか」、あるいは「どうしたら意志力を高められるのか」、という話をしていきます。

今からお伝えすることをしっかりと理解し、人生に取り入れたら、あなたは毎日毎日、意志力をアップさせていくことができるようになります。

どういうことかと言えば、「あなたの人生が思い通りになっていくプロセスが始まる」ということです。ここは非常に大事なところです。メインディッシュです。目を皿のようにして、心と頭を開いて読んでください。

「意志の力」とは何でしょう。よく「意志が弱い」などと言いますが、この「意志」とは何なのでしょう。これは、明確な定義があります。「自分との約束を守る力」のことです。

「自分との約束」を守るか守らないか。その力を「意志」の力と呼びます。ところが、その意志力を減退させていく敵がいます。ここは特に重要なポイントです。

大きな約束と小さな約束

あなたは「大きな約束」と「小さな約束」のどちらが守りやすいでしょうか。もちろん「小さな約束」の方が守りやすいですよね。では、あなたが何か目標を立てるとき、「大きな約束」と「小さな約束」のどちらを立てる傾向にあるでしょうか。おそらく「大きな約束」であるはずです。

では、もう一つ質問です。あなたは普段の生活の中で、なぜか「小さな約束をおろそかにする」傾向がないですか?実は「小さな約束をおろそかにすること」が意志力を減退させている最大の原因なのです。

自分との約束を守れるようになれるかならないかは、「小さな約束ほど大切にする」こと、このことにかかっていると気が付いてください。小さな約束を守らないと、それが引き金となって、どんな決意も結局、土台からほころびていきます。小さい約束を「まいっか」とか「面倒臭い」と軽視すると、「自分の決意を無視する習慣」がついてしまうのです。

では、逆に「小さな約束」を大事にし始めたら・・・

私は「小さな約束を適当に扱ってきたなあ」と気づき、「小さな約束を守ること」を決意して、「小さい約束であればあるほど大事にする」ようにしました。これをやり始めてから人生はどんどん好転していきました。

小さな約束を守ると、ダイエットがスムーズに成功できたり、早起きが簡単になったり、ありとあらゆる習慣化能力がアップしていくということに気が付きました。

この「自分との約束を守る力」が徐々に増していくにしたがって、人生を自由自在に操る力が増していきました。

「小さな約束」であればあるほど、おろそかにしていませんか?約束は小さなものほど大事にしなければいけません。「まいっか」と「面倒臭い」が最大の敵です。

ちょっとしたこと・・・例えばダイエットしている人なら「麦チョコ一粒ならいいか」と、甘いものをつい食べてしまう。そういう小さなことです。あるいは、朝起きて目覚ましを止めて「あと五分寝よう」と二度寝してしまう、とか。いろいろな生活の場面に「まいっか」があります。

それをやめて、これからは「小さいことほど、自分と約束したらちゃんと守る」ようにしましょう。そして守れないなら約束をしないことがとても重要です。何を約束して何を約束しないか、ここが最も重要なのです。

「絶対に守れる約束」を自分自身としてください。そして、その守れる範囲を少しずつ広げていってください。

これが意志力を高めていく一番重要なコツです。
・ 小さい自分との約束を大切にする
・ 絶対に守れる約束を必ず守る

次章では、習慣化能力を身につけ、人生を思い通りにコントロールするメソッドを公開します。

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第五章 人生を思い通りにコントロールするメソッド習慣化メソッドとは

 

「意志の力」についておさらい

 

いよいよ具体的なステップをお伝えしていきます。前章までは意志力についてお伝えしました。この章では「実際に意志力をどうやって高めるのか」、そのステップの具体的な話をします。

よく巷では「意志が強い、弱い」という言う方をしますが、「それはいったい何なのか」が具体的に示されていないのが現状です。意志の力というのは「自分との約束を守る」ということなのです。「自分とした約束を守るか守らないか」というのが意志力ならば、その約束の内容というのが非常に大事になってきます。「小さな約束ほど大切にしなければならない」という対策が見えてきたわけです。

自分との約束の守りる力を高めていく順序は明白で、「小さい約束であればあるほど、その約束を守れなければ、大きな約束を守れる自分にはなっていけない」ということです。

あなた自身を振り返ってみたときに、どうしても大きな約束をしがちだったと思います。たとえば「10kg痩せる」だとか、いきなり「五時に起きる」とか、現在の自分からすると比較的に大きな約束をして、あえなく挫折する、ということが起きていたと思います。それは当然です。できなくて当たり前のことをやろうとしていたのです。「小さな約束からステップアップしていく」のにはやり方があります。

では、「意志力を飛躍的に向上させる方法」について以下に示していきます。

朝の習慣が人生を決める!「黄金習慣メソッド」とは?

意志力を飛躍的に高めるためには「朝、何をするか」、つまり朝の習慣が一番大事です。言い方を変えると、意志力を高めるのに一番効果的なのが朝の習慣なのです。

朝の習慣として具体的にどんなことをやるのか、を話す前にどうして朝の習慣が大事なのか、についてお伝えします。

人間は必ず起きて寝ます。そしてまた起きる。つまり、一日の始まりというのは「起きる」ことです。起きてから最初に何をするかでその日の質が決まります。

人間の人生が習慣で作られていることはおわかりかと思います。良い習慣を持っている人の人生は相当、すごいものになっていく。悪い習慣を持っていると病気になったり、人間関係が悪くなったり・・・。これは明らかなことです。だからこそ、自分の持っている習慣を変えて、より良い人生にしたいのですが、多くの人が間違えるのはアプローチする部分なのです。

最初にメスを入れるのは「朝の習慣」です。なぜなら「朝の時間帯が一日の質を決める」からです。

「朝の時間帯が一日の質を決める」とはどういうことか。朝の時間帯に、やるべきではないことをやっていたり、自分との約束を守らなかったり、質の悪い行動をすると、たとえ朝の時間以外でどんなことにチャレンジしようとしても、朝の「望ましくない行動」の質が、あなたの一日の質を決めてしまうのです。

なので、習慣を書き換える試みをするのなら、まずは朝の習慣から取り組みましょう。そして、その朝の取り組みを通して、習慣化能力の根底にある「意志力」を高めていきましょう。

では具体的にどんなことをやればいいのでしょうか。

「朝の時間帯に絶対に入れなければならない5つの要素」があります。これを入れると、あなたの中に大きな力が宿ってきます。一つずつ解説していきます。

5つの習慣「黄金習慣モーニング」とは

まず一つ目、「起」
二つ目が、「水」
三つ目が、「志」
四つ目が、「動」
五つ目が、「静」

「この5つの要素を朝、必ずやる」ということを、習慣化していきましょう。これを僕は、朝の黄金習慣ということで「黄金習慣モーニング」と名付けています。

なぜ「黄金」なのか。「習慣を質の高いものにしていく」、「質の高いもの、不純物がない」ということで黄金です。「自分の意志と、意志の力」の中に不純物がないようにしていくための方法論、メソッドとして名付けました。

次に、具体的にそれぞれ5つの項目で何をすればいいのか、解説します。

「起」

「起」

まず、「起」は約束した時間に起きるということです。大事なのは、「約束した時間」に起きるということです。
「何時に起きろ」でも「早起きをしろ」でもありません。

起きなければいけない時間は人それぞれです。朝の習慣にかける時間を見越した上でチャレンジしていくということです。これは「自分との約束」です。大きな約束はしてはダメです。まずは必ず守れる約束からスタートします。この「起きる」ということが1日の活動の最初の行為で、その起きる瞬間、毎朝自分との約束を守るか守らないかによって、自分との信頼関係を作っています。毎朝毎朝、自分との関係性を作っているのです。だから、もちろん朝のそれが人生の質を決めるのです。

だって考えてみてもください。もし、約束する相手が自分ではなく他人だったらどうでしょう。実際に人間関係だったらどうでしょう。結んだ約束は必ず守る人って信頼するし、逆に毎回約束したこと守らない奴は信頼しないですよ、当たり前ですよね。だから、そのことにちゃんと向き合って欲しいのです。自分が自分を裏切ってるくせに、自信がないとか、そんなの当たり前ですよ。自信つけたいのなら、自分を信じられるようになりたいのなら、小さな約束をしっかり守って上げて欲しいのです。これが本当の意味で自分を大切にする第一歩なのです。

「水」

「水」は朝起きたら必ず水を飲むことです。理想としては500ミリリットルです。なぜ水を飲むかに関しては、巷で色々なことが言われているので、ご自身で調べてみたら良いでしょう。ただ、一つ明確にしておきたいことは、僕たちの肉体の主要成分が水であるということ。70%〜80%は水であるということ。そして水の性質として、循環していないと腐るということ。だから1日の始まりにフレッシュな水を、起きたらまず入れることがとても重要です。気持ちもスッキリするし目も覚めますしね。

「志」

次の「志」は、アファメーションやインカンテーションなどと呼ばれるものです。自分がどのような人生を送りたいか、そのための志の十カ条(別に十カ条でなくても良いのですが)を宣言していくということです。必ず「理想の人生を達成するための志」を声に出して宣言してください。そして必ず完了形か現在進行形で表現することです。

「アファメーション」と「インカンテーション」の二つの違いは、アファメーションとは言葉を読んでいくこと。インカンテーションとは、言葉に加えて体の動きも入れて、身振り手振りがついたものです。どちらが良いのかについては、いろいろな考えがありますから、まず試してみて自分に合っている方を選択したら良いでしょう。僕自身も、アファメーションという形で行っていた時期もあれば、インカンテーションという形でやっていた時期もありました。自分で調べたり考えたりして、しっくりくるものを選んでいけば良いし、どんどん良いものに変えていくスタンスでやってみてください。

私の場合は毎朝、夫婦の14か条というのを読み上げています。(2015年当初)夫婦二人で、よりよい家庭をつくっていくために考えたものを書き出したものです。ここでは14か条として紹介しましたが、5か条とか3か条でもいいです。14か条というのはあくまで例です。

人生のステージが変化していくごとに、内容は変化して行ってももちろん構いません。長期的なゴールを意識した方が良い時期もあれば、目先のことに集中したい時もあります。その都度、自分の状態に合わせて一番意識を集中させたいことについて宣言していくことが重要です。

「動」

「動」はエクササイズのことです。朝の習慣の中で、必ず体を動かしてください。あなたの一番気持ちよくできるものからスタートするのがいいかもしれません。人によって散歩、ジョギング、ヨガ・・・いろいろあると思います。男性と女性でも違うと思います。最低でも10分くらい身体を動かしてください。

私はサーキットトレーニングという激しい運動をしていた時期もありますし、今は基礎的な呼吸法と一体となった体操のようなものをやっています。これも人生の状態によって、強い気持ちを前面に押し出していくべき時期は、激しめの「動」になるし、丁寧さを意識したい時期には太極拳やヨガのような「動」になるかもしれません。

「静」

最後に「静」は瞑想のことです。5分から10分くらい、背筋を伸ばして座って目を閉じます。そして、呼吸に意識を向けてください。頭の中に様々な言葉や考えが浮かぶかもしれませんが、それをただ観察してみるだけで良いです。目を閉じて、集中して、自分と向き合う・・・判断も評価もしない。ただ見つめるだけの時間です。今のそのままの自分と共に在るだけです。そっと寄り添っているだけで、他に何もなくて構いません。

瞑想に関しても、ネットで調べたらいくらでも方法は出てきます。それぞれの方法にそれぞれの目的や利点があります。そういうものを片っ端から試すことは不可能ではないですが、瞑想マスターになりたい人以外にはあまり意味がないことです。あなたにとって必要なことは、1日に5分から10分、現在の自分自身と静かに向き合うということであり、それをする時間を朝に作ることです。なので細かなやり方にこだわる必要はなく、瞑想の基礎中の基礎である、以下の点をしっかり押さえて、実行するのみです。

・5分から10分くらい
・背筋を伸ばして座って目を閉じる
・呼吸に意識を向けてる
・頭の中の言葉や考えが浮かんでもそれをただ観察する

以上の5つを、朝起きて最初にやっていきます。ここでもう一度、重要なポイントを話しておきます。

できるだけ「小さく」約束して、絶対に守れる約束をしてください。そして、「いまやっている行動を自分が選択している」という感覚を持ってください。これをただ続けるだけで、意志力はアップしていきます。

あまり「努力」しないでください。「努力をしないでもできること」、「淡々と継続できること」が意志力アップで大切なところです。ここを勘違いしている方が多いです。

毎日やるつもりでいても、途切れることもあります。やらない日があっても、また翌日やればいいのです。ついついやらない日が1週間続いてしまった、1ヶ月続いてしまった、そしたらまた1からやり直せば良いのです。人生には様々な出来事があります。いいことも悪いこともあります。それでも人生は続いていくのです。そして朝は必ず来るし、寝たら必ず起きるのです。出来事とは関係なしに、人生を続いてくれるのです。だから、どんなに苦しかろうが、どんなに悪い結果であろうが、また明日からやり直せば良いのです。新しい日を新しい気持ちで仕切り直せるのです。

途中で「もしかして、こんなことをやっていても意味がないんじゃないか・・・」などと考え始める自分に出会うこともあるでしょう。でも寝て起きた瞬間から僕たちの健在意識は活動をするというのは普遍です。そして、その顕在意識が最初に行う行為とその行為にどのような意味を加えるかが1日の自分に与える影響はとても大きく、そのような日々が重なっていくことで、人生が作られていくことは変えようがないのです。つまり、人生に大きく影響する習慣とは、朝知らず知らずのうちに作られているのです。それを実感するまで少し時間がかかりますが、影響はじわじわじわじわとやってきて、必ず自覚できるようになります。

これをやるかやらないかで、人生の着地点が大きく変わってきます。多くの人はその影響の大きさに気が付けません。自分自身に人生をコントロールする主導権があることに気がつきません。意志のみが自分の現実をつくるという真実を生きる前に死んでいってしまいます。

例えば、仕事で新しいチャレンジをする機会があったり、人生でつらい出来事に対処せざるを得なかったりしたとします。あなたは追い込まれ、、自分自身の対応の仕方や考え方が定まらずに、悪い結果を招いていってしまったとします。あなたは「なぜあの時こうできなかったのか」「どうしてあの人のように必要なことを必要なタイミングでやれないのか」と、思い悩むことでしょう。そういうことが起こったとき初めて、自分の「意志力」というものを意識することになります。

その「意志力」と「朝の習慣」が結びついているとはだれも思っていません。ですが、実はこの「朝の習慣」が大きな力をあなたに与えることになるのです。これを馬鹿にして、やらないでいると、これからもずっと「変われない今のままのあなた」が続く可能性が高まります。でも、やった人にしかこれはわかりませんし、語れません。だまされたと思ってやってみてください。

習慣化で挫折しないために

以上のことを習慣化できて毎日淡々と行えるようになったとしたら、あなたの人生は大きく変わっていきます。その効果の大きさは、文字どおり「計り知れません」。朝の5つのそれぞれの習慣は、誰にでもできる小さな約束なんです。でも、それをきっちり守れるようになることは、実はとても難しいです。大いなる決意があるときだけ、この小さな約束を守り続けることはできません。小さいことだから、守ることの重要さを痛いほど知って、これを守ることで本当に大きなリターンがあるとわかってくることで、習慣は定着します。

最初にお伝えした通り、習慣を変えるチャレンジは、ある意味で自分の本能に逆らう「偉大なチャレンジ」です。イチローが言います。「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」と。これは本当に真実だと思います。

また、朝の習慣が定着するほどに、「意志力」が身につきます。「意志力」が身につくと、「どんなことでも習慣化できる自分」の土台ができます。どんなことでも習慣化できるということは、どんなことでもあなたの人生に招き入れることができる、ということです。お金を稼ぐ、ビジネスを立ち上げる、愛、健康、ダイエット・・・どんなことでもです。

ただし、ここで一つのチャレンジが出てきます。それは、ひとりでやったときに挫折する可能性が高いということです。あなた自身、何度も経験しているはずです。何か目標を決めてやり始めて、途中でやめてしまう、ってことをきっと繰り返してきたから、この記事をここまで読み進めているのだと思います。では、習慣化できない最大の失敗要因は何でしょうか。それは、ひとりでやることです。ひとりでやることは極力避けたほうが、あなたにとっての障壁はかなり軽減されます。

考えてみてください。あなたは、「偉大なチャレンジ」をしようとしているのですよ。例えば、自主練だけでオリンピックに出た選手はいません。どんなスポーツでも絶対にコーチだったり、切磋琢磨する仲間だったり一緒に夢を支え合う人がいて、その人たちと一緒に練習します。

「習慣」に関してもまったく同様なので、この問題を解決するためには、コーチのような立場の人と、一緒に習慣の書き換えに取り組む仲間が必要です。そこで、この記事を読んでくれているあなたに、絶対に失敗しない環境を用意しました。「朝の習慣で意志の力を大きく増していく人生」をつくるために、その根底にある、下半身、土台を作っていける環境です。土台が大きくなれば、どんなものでも上に乗るようになります。どんな大きな夢も叶えることができるようになるのです。

あなたが黄金習慣にひとりで挑戦するのではなく、みんなで一緒にインストールしていく場です。それは、みんなで一緒に土台を組み上げていく場で、あなたの今までの挫折経験を粉砕する環境です。そういった特別な機会に関するお知らせを、次章でお届けしたいと思います。

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第六章 自動成功スイッチを入れる

 

メンターとの出会いから一年で売り上げ5000万円

「黄金習慣」が定着するに従って、私の人生の自由度は増しました。ですが、当然初めからそんな結果を出せる自分ではありませんでした。「自信のない自分」というのがずっと私の人生を支配していました。では、どのように自分を克服したのか。

私が本当に変わり始めたのは、メンターとの出会いがきっかけでした。メンターが教えてくれたのは「肚をくくる」ことです。「覚悟する」と言い換えられるかもしれません。しかし、私はこの意味を完全に勘違いしていました。それが私の成長を遅らせることになりました。

「肚をくくる」というと、何かとてつもなく大きな約束をしなければならないように感じるかもしれません。あなたもそう感じてませんか?私はその当時は、とてもいい加減に生きてきたので、自分自身に対して甘い、弱い人間でした。「覚悟」などという言葉が大嫌いで、「なるべく楽をして」とかとか「効率的に」何かをしよう、というマインドセットを持った、典型的な努力できない人間でした。

そんな私ですから、メンターの「肚をくくる」という言葉の真意など見えるはずもありません。メンターは「肚をくくる」という言葉を全く違う意味で使っていました。メンターが教えてくれた「何かに肚をくくる」ということの意味は、「自分自身に対して大きな約束ではなく、小さな約束をして必ず守る」ということだったのです。

絶対に守れる約束だけをして、必ず守る。これが結果を残せる人間の生き方だったのです。

私のメンターは、ある業界において世界で一番の人間です。そんな雲の上のような人間から教えてもらったことは、今まで僕が一生懸命学んできた複雑な理論やメソッドとは全く異なるものでした。単純簡単シンプル、たったひとつのことでした。

「小さな約束、守れる約束、絶対に破れない約束をして、毎日必ず守ること」。

この言葉を実践してから、私の人生は急激にシフトしていきました。いくつも体験してきたシフトの中でも、象徴的な出来事を一つご紹介します。

「小さな約束を守る」ということを実践し始めて1年が過ぎた2012年9月、メンターからの教えを自分自身しっかり受け止め、独立起業を決断しました。その一か月後の2012年10月19日、見事に会社をクビになったのです。「これはチャンス!」、そう思いました。

「人をゴミのように扱いやがって・・・。」
そういう風に思った自分も20%くらいはいましたが、私の中の80%は「クビにしてくれてありがとう!これで絶好の人生の勝負ができるチャンスを与えてもらった〜!」と思っていました。とは言っても、来月から生活するお金がない。妻に聞いたら2ヶ月しか生活費の貯金はないと言う。

そこからの人生は、まさに快進撃といえるものでした。2ヶ月後には200万円の売り上げ。1年で5000万円の売り上げをたった一人で生み出すことに成功しました。このような人生の逆転満塁ホームランを打てたのは、2ヶ月間の間に何ができたかによって生み出された結果なのですが、でもその2ヶ月間の間にできたことを生み出していたのは、長い時間をかけて毎日小さな習慣を積み重ね続けたことが原因となっているのです。

人には「知っただけでできる」ことがあります。例えば、たまたま入ったレストランがとても美味しくて、そのことを知ったらそのレストランに通うことは容易にできます。入浴が自律神経を整える効果があると知れば、入浴する習慣を身につけることは比較的容易にできます。その一方で「知っただけではできない」こともあります。スポーツ系や芸術系などのスキルを要するもの、あるいはタバコや酒など、依存習慣がついてしまっているケースなど、いわゆる悪習慣です。現状の無意識でやっている習慣を新しい習慣に書き換えていくケースは、とても強い意志と戦略が求められます。

この記事の最初に以下のように述べた。

アメリカを代表する哲学者で、心理学の第一人者であるウィリアム・ジェームズのこんな言葉がある。

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

また、マハトマ・ガンジーはこう言う。

信念が変われば思考も変わる
思考が変われば言葉も変わる
言葉が変われば行動も変わる
行動が変われば習慣も変わる
習慣が変われば人格も変わる
人格が変われば運命も変わる

さらに、マザーテレサはこう言う。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

習慣化が人生のもっとも重要なチャレンジであることは誰もが疑わない。だとしたら、もし、習慣化に特化した確立されたメソッドがあったら誰もが飛びつくはずだ。

みんなで黄金習慣に取り組むコミュニティ発足

以上を読んで「大変そう」とか「難しそう」とか、「自分にできるかな?」って気持ちになってませんか?ご安心ください。もしそんな疑いの気持ちになったとしてもそれが普通なのです。覚えていますか?「偉大なチャレンジ」なのですからね。

とはいえ、「偉大なチャレンジ」がゆえに工夫が必要なことも事実。そこはお任せ下さい。

現在、私の呼びかけとともに集まった500名以上のメンバーがみんなで黄金習慣に取り組んでいます。もし、あなたが望むのであれば、あなたをご招待致します。あなたからの「この記事がきっかけで人生が変わりました」という、うれしい報告を待っています。

 

あとがき&『黄金習慣®︎』電子書籍プレゼント

いかがでしたか。

なぜ「黄金習慣コミュニティ」まで立ち上げて、朝の習慣に取り組んでいるのかというと、そこにはとても深い決意があります。ほんの数年前までの僕は、最悪の人生を送っていました。掲げた目標は何も達成することができず、大切な人たちとの関係も最悪、今の私だけを知っている人には想像もできないほどのダメ人間でした。「生きていない」も同然だったと思います。悪習慣を書き換えられなかった毎日は、本当に言葉では言い表せないほどのどん底の人生でした。

私だけがこの最悪人生を生きるのなら、まだ我慢できました。私一人がそれを我慢すればいいだけの話なので。ただ、この悪習慣の怖いところは、先ほども書いた通り、子供に伝染するのです。

自分の悪習慣が大切な人たちに伝染していく。そして、人生をダメにしていく・・・これほど我慢できないことはありません。あのままの自分が継続していたらと想像するとゾッとします。悪習慣を書き換えられて本当によかったと心から思います。今は、大切な人を守ることができたことを本当に嬉しく思います。

私は、「朝の習慣」が人生の土台を作っていることを知り、それを伝え始め、たくさんの仲間が同じように人生を激変させていくのを目の当たりにしてきました。この「自分との小さな約束を守る」というシンプルな行いが、こんなにまで大きな影響力となって広がっていく現象を目撃したとき、ある私塾を思い出しました。それは「松下村塾」です。

松下村塾(しょうかそんじゅく)は、江戸時代末期(幕末)に、長州萩城下の松本村(現在の山口県萩市)に存在した私塾で、吉田松陰が指導し、短い時期の塾生の中から、幕末より明治期の日本を主導した人材を多く輩出したことで知られています。幕府軍を打ち破った高杉晋作や、初代内閣総理大臣の伊藤博文など、歴史に名を残している当時の日本を背負ってつくっていった人材がたくさん輩出されました。40年にわたり、松下村塾の人材育成について研究している桐村晋次(きりむら・しんじ)氏は、彼の著書の中で、「”自力”で成長していく人材を育てた史上最強の教育機関」である、と言います。松下村塾で何を教えていたのかは誰もが気になるところですが、実は、人としての在り方を教えていたのではないかと思うのです。

自分との約束をきっちり果たす人は、人との約束も必ず守ります。「武士に二言なし」の精神を貫き通すと思うのです。

朝の習慣をきっちりやる人のコミュニティがあったらすごいことになるんじゃないか?

そう思って立ち上げてみました。現在500名以上が所属し、みんなで一緒に意志力をコツコツ磨いています。そして、二度と後戻りしない人生の成功を手にする人たちが続出してきております。

最後に私からあなたにプレゼントです。

 

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このフォームからご登録いただくと、以下の3つの特典が無料でもらえます。

1、『黄金習慣®︎』電子書籍
2、今までこの記事で紹介してきた内容をステップバイステップで学べる動画と音声がプレゼント
3、「黄金習慣秘密のグループ」への招待状

これら3つを受け取ることができます。秘密のグループに関しては、一般公開は一切されていない、完全プライベートなグループにあなたも所属することができます。所属するかどうかはもちろん強制ではありませんから、自由に選べますのでご安心を。

 

 

■ 執筆者情報

佐々木浩一【RCF®考案者・人生変革の専門家】
能力開発プログラム分野において、 NLPを凌ぐともいわれる「望んだ結果を生み出す公式=RCF®(Result Creation Formula)」を考案する。RCF®は現在、数万人が実践し、成果に直接つながる画期的なメソッドとして各分野で話題になっている。RCF®実践者の中には、世界で活躍する芸術家や、ベストセラー作家、スポーツ選手などもおり、国境を越えて活躍するリーダーも生まれはじめている。
「日本人を世界のリーダーに」をミッションに激動の時代に新たな風を各界に吹き込んでいる自己変革力開発スペシャリストとして、人生を切り開く力が自分の中にあることを気づかせ育てることが天命。


 

目標を決めても、すぐに諦めてしまう
二度寝グセが直らない
重要なこと、返信も、ついつい後回しにしてしまう
翌朝早いのに、ボケーっとテレビ見て夜更かし
ダイエット中なのに、甘いものをやめられない

 

長年の悪習慣を、たった7日間で書き換える方法があります。
最新の脳科学を駆使したら、行動を変えることは簡単で
誰でも継続の方法を知ってしまうと、習慣化は自動で起こります。 



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