人を感動させることを常に考えているのが一流のプロ
長らく休載していた『HUNTER x HUNTER』が、本日発売の「週刊少年ジャンプ」9号から連載再開となった。今までも数多くの休載、そして連載再開を繰り返してきた富樫氏。休載の理由については諸説あるが、まだまだ多くのファンが彼の作品を待っていることは間違いのないことである。
去年中に復活すると言ってて結局年明けになってしまいすみません。頑張ります。
この度の連載再開に際し、富樫氏がファンへ宛てたメッセージであるが、この一言によって多くのファンが心を躍らせる。その理由はきっと、彼が描く作品によって、この先に自らの感情が揺り動かされることを理解しているからであろう。
そして漫画という世界と同等かそれ以上に、人はスポーツという世界に心を躍らせる。そして自らの人生をワリカンする。目の前に繰り広げられる数多くのプレーに対し、時に喜び、時に悲しみ、そして時に涙するのだ。
注目されることを苦しいなんて思わない。だって、注目されないと終わってしまう。プレッシャーを取り除く方法?簡単です。ヒットを打たなきゃいいんです。
仕事には必ず報酬を支払う人がいる。仕事の中に自分だけの独創性を取り込み、その相手を感動させることを考え続けているのが一流のマインドセットである。
墓石に刻む言葉こそがライフワークである
ライフワークというものは、肩書でも報酬でもない。仕事を通し、一生を懸けて築き上げていく、自分だけが持つ才能のことである。あなたの内側にも必ずそれは存在するし、仕事のなあかにライフワークを見つけることができれば、必ず幸せな人生が送れる。
妥協はたくさんしてきたし、自分に負けたこともいっぱいあります。(中略)ただ、野球に関してはそれがないというだけで、野球以外のことは、もう、妥協のほうが多いだけです。
幸いにしてイチローは小さいときに自分のライフワークを見つけることができたから、今の姿があるようにも思える。そうではない、イチローは妥協を許さない取組みによって、野球というものを自分のライフワークに昇華させてきたのだ。
こと仕事に関してだけは、絶対に妥協を許さないというイチローが持つ強い覚悟。そういう覚悟こそが一流を育てる。
この世を去る日が来るまで、人生を完全燃焼させよう。あなたが死んだとき、墓石に一行で記してもらうとしたらどんな言葉になるだろうか?それを全力で生きよう。きっとそれこそが、あなたのライフワークそのものである。
シマケン【依存脱出ナビゲイター】
自らが、酒・たばこ・ギャンブルなどの様々な依存を克服してきた体験をもとに、依存脱出の手段を多くの人に伝える活動を行っている。